2017年11月11日20時36分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-11-11 20:36:02

いま年収に応じて図書館で借りられる冊数を制限してはどうかと書いたが、この理屈でいけば、僕は500万に少し届かないくらいのクソみたいな年収なので(わざわざ昔の当サイトで月次のグラフまで公表していたから、覚えている方もいるだろう。その頃から10年近くは経過したが、大して年収は上がっていない)、公共図書館で年間に借りられる冊数は50冊ということになる。

もちろん、そうなっても不満はない。おおよそひと月に4冊くらいを借りられるわけだが、実際に大阪市中央図書館で本を借りていても、1週間で1冊を読むのは難しい。だいたい300ページくらいの単行本、しかも数学や経済や哲学の専門書ともなると、自宅で他に勉強したり論説を書いたりする時間も使うので、どうしても拾い読みになるか、何ヶ月も同じ本を延長したり借り直すこととなるからだ。まぁ、僕の場合はそれに加えて自宅にある数千冊の本も読み返したりするし新刊も買うから、余計に消化するのが難しくなる。

出版社の事業を図書館行政が本当に圧迫しているというなら、先に書いたような施策を採用してもいいとは思う。そして、学者やライターや評論家や小説家といった、文章を書いて生計を立てている者は、なおさら全ての情報を有償で手に入れるべきであって、Twitter で宣伝のついでに「ご恵投いただき云々」などと書いているが、そういうことは出版社や著者自身が自粛しなくてはならない。

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