2017年11月30日13時37分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-11-30 13:37:02

僕は下戸で飲みに行かないし、いわゆる食事会みたいなものも参加しないけど、事業で必要だと十分に説明してもらえばタスクを理解してこなすし、その実績を10年以上も積み上げて、現在の殆ど役員並みの裁量をもっている。簡単に言えば、僕しかできない業務が幾つもあるので、そのどれをいつやるかは殆ど僕が自由に決めているので、極端なことを言えば情報セキュリティの情報調査という名目で朝から晩までネットサーフィンしていてもいいのだ。もちろん、予算枠や人員はないし年収も 50 歳で 500 万円に満たないというワーキングプア同然の状況だが、圧倒的な技術と知識と経験があれば、ノミニケーションなどなくても有利な立場にはつける。

しかし問題は、「圧倒的」とは言っても比較する相手のレベルが低すぎると、その事業や会社そのものが継続できないということなので、底上げしていくのは大切だ。いつまでも相手が不勉強であるのを利用しているだけでは、一蓮托生で破綻するだけだからだ。特に、これまで「ウェブディレクター」と称する人々がおおぜい入社しては去って行って、たぶんこの 10 年で 30 人くらいが出入りしてきたとは思うのだが、僕は彼らと接するときに一貫して同じレベルの知識や経験を要求して会話や社内発注に応じていると、おおよそ分かってきたことがある。つまり、僕が彼らと応対するときに(わざと)使う専門用語や考え方や着眼点を理解できない人は、自分で勉強するつもりがなければ僕のやることが理解できないし、実際に着いて来ている人は現在も当社で仕事を続けているし、着いて来ていないと思う人は、実際に数年くらい経つと辞めている。それ以外の、家庭の事情だとか、他にやりたいことができたとか、いわゆる寿退社とかを除けば、単に大手広告代理店案件で徹夜が多いといった、体力や年齢やメンタルといった事情だけではなく、知識や技術について一定のレベルがなければ効率よく仕事ができないし、判断もすぐにできないことに、当人が気づいて「ついていけない」と感じるのだろう。

したがって、中途採用だろうと新卒だろうと圧倒的に通信や開発やデザインの知識と技術が足りないのは既に承知している。それゆえ研修や説明会や社会でのお知らせを続けているのだが、当人に向上心がなければどうしようもなく、そこはやはり待遇や事業の見通しにおいて説得力がないと期待はもてないだろう。何かに期待してこそ、人は努力もするし時間を費やす。

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