Scribble at 2024-01-06 19:18:32 Last modified: unmodified

この投稿の元になっている Forbes Japan の記事で参照さている・・・つまりは話題の発端になった論文によると、(1) 物を溜め込むこととデジタル・データの溜め込みには類似点があって、心理的な苦痛や環境的・経済的な問題を引き起こす可能性があり、(2) デジタル・データの所有に対する感情的な愛着の度合いは、画像や動画の方が文書やメールやテキストよりも高くて、(3) デジタル・データの溜め込みは、物の溜め込み、強迫性障害、不安、うつ、優柔不断などと正の相関があり、物の溜め込みや強迫性障害が原因となっている可能性があるという。まぁ、俺もそうかな。でも、病的だとは思わないね。

もちろん、デジタル・データだと Blu-Ray が何枚といったていどの容積しか使わないので、スラッシュドットのコメントでは何か酷い様子には見えないだろうけど、これは心理的な問題なのだから溜め込んでいる容積や見た目は関係がない。まぁ、うちの場合は僕も連れ合いも大量の本を所持しているので、物理的にもかなり酷い状況ではあるが。

それに、僕はどんどん本を読んで物理的な容積を減らす努力はしているし、デジタル・データについても、こんなもん僕が死んだら消えようとどうなろうと知ったことではないので、そろそろ Scrapbook アドオンで保存した大量のウェブ・ページからまとめられそうな論説を書いたら捨てても良い。ただ、デジタル・データの場合は、僕がこの20年以上のあいだに溜め込んだウェブ・ページや PDF を全てぶちまけても 2 TB くらいの NAS 一つに入っちゃうんだよね。こんなの、いちいち選り分けて捨てる方が面倒くさいよな。