Scribble at 2024-05-07 21:23:49 Last modified: 2024-05-07 23:02:08

敢えてリンクしないが、本日のニューズ番組で報道されていた、部落差別に関連して記事を削除するよう命じられたブログだ。日本の社会学者の大好物である（そして、ガチの左翼運動にコミットする以外の学術的な観点では何の実績も積み上げていない）同和問題や部落差別について調べている人なら、ものの数分で見つけられる、或る意味では有名なブログである。

このブログでは他にも在日朝鮮人についても取り上げているらしく、当人はなにやら大義があるかのように振る舞っているようだが、これはネトウヨやリバタリアンによくいる、気の毒ながら合理主義者と混同されやすい或る種の症例だと思う。

正直なところ、どういう名字の人に在日朝鮮人が多いのかなんてことを公に語って、差別以外に何の社会的な意味があるのか、理解不能である。要するに、自分たちでは統計という事実の話をしているつもりなのだろうが、数学や統計を「使う」というのは数学者や統計学者の学術活動ではなく、それこそ一般人もやるような実地であり応用である。それは、どれほど高度な数式や膨大なデータを扱っていようと純粋な学問や計算ではないのであって、必ず社会的な影響とか効果というものがある。それを単にわきまえていないだけなら、工学部卒によくいる、しょーもないレベルの数式を扱えるだけで「理系」だの何のと錯覚してる程度の低い話だろうし、自覚があってやっていながら頓着も躊躇もないのであれば、どう考えても病的と言うべきだ。