Scribble at 2021-11-30 19:10:28 Last modified: unmodified
さきほどヤフオクからのメールで、浜田清次氏が手掛けた著作を一揃いにしたセット売りの入札が終了するという通知を受け取った。ここでの出品で『山斎集』を読み下した本が出ていることを知ったのだが、関心のない本と合わせてセットで1万円というのは、やはり気が引ける。そして、先にも書いたように、たまたま『山斎集』の上下巻だけを出品していた業者から買ってしまったので、この一式は更に買うつもりがなくなっている。
気の毒なことだが、鹿持雅澄について調べたり著作を集めるような人間が高知県ですら多いとは思えない状況では、この一式が売れる見込みは更に減ったのは明らかだろう。まだ手にしていない『山斎集を読む』だけでもバラ売りしてくれたら買うかもしれないが、それだと今度は「浜田清次氏の著作を一揃いほしい」という大チャンスを手放すことになるのだから、古本屋としては勝負のしどころなのだろう。