Scribble at 2024-02-01 13:41:06 Last modified: 2024-02-01 13:49:57

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ちなみに、眼科医院からもらった処方箋で点眼薬を作って貰う処方箋薬局というのは、他の用事でも利用してきた特定の薬局に行ってるわけだけど、いつも「お薬手帳は?」と聞かれる。でも頻繁に病院へ通ってるわけでもないから、手帳を作った記憶はあるけれど、もう探さないと出てこない。

ということで、薬の領収書に QR コードが記載されていたのを見つけて、これはアプリケーションで代用できるのではないかと思って調べると、上のようなアプリケーションは確かにある。でも、これって「お薬手帳」を発行してる処方箋薬局ならどこでも使えるってわけじゃなくて、このアプリケーションは「日本調剤」というグループに入ってる処方箋薬局にしか対応していない。

つまり、「お薬手帳」って、そもそも何なんだよ。公的な記録、つまり厚生労働省管轄のサービスじゃないのか? だったら、特定のグループでしか対応してないってことだから、「お薬手帳」と言っても色々な、つまり「日本調剤系のお薬手帳」とかがあって、一概に「あるか?」と聞かれても困ることになるんじゃないのかね。実際、上の事例で Apple Store で検索すると、「お薬手帳」を名乗るアプリケーションがいくつも公開されていて、実は「お薬手帳」なんて言っても一つの公的に決まった記録という意味ではない可能性がある。だったら、そんなのって、スタバの会員カードしか持ってないかもしれない客に「会員カード持ってますか?」と珈琲館の店員が質問してるようなものではないのか(「珈琲館の」と限定せずに)。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/e-okusuritecho.html

こうして、いちおう厚生労働省でもアプリケーションは紹介されているのだけれど、別に厚生労働省がリリースしているアプリケーションでもないようだし、やはり「お薬手帳は?」と言われても、「おたくの提携グループの手帳なのかどうか、わかりません」としか答えようがない・・・という面倒臭いことがあるので、やはりお薬手帳なんてウザいだけで管理する気にならない。薬を飲み続けないといけない慢性的な持病でもあるならともかく、処方箋薬局なんて殆ど行かない人間には、ウザいだけだ。しかも1年に1回も使わないようなアプリケーションまでスマートフォンに入れて、病歴という「超」要配慮個人情報を管理させなきゃいけないなんて、利便性よりもリスクの方が高すぎる。

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