Scribble at 2024-03-25 13:12:39 Last modified: unmodified

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“Streaming makes the listening experience much more passive,” he continues. “The word ‘streaming’ is one of those things that’s gradually assimilated into everyone’s vocabulary. Before there was streaming music, what else was streaming? This idea that you can just turn on a faucet, and out comes music. It’s something that leaves everyone to take it for granted.”

This article is more than 1 year old ‘There’s endless choice, but you’re not listening’: fans quitting Spotify to save their love of music

僕は、上に引用した内容はセンスとして分かるんだよね。「正しい」とまで言うつもりはないけれど、少なくとも僕は同じような印象があって、Spotify だろうと Amazon Music だろうと SoundCloud だろうと、アプリケーションをインストールしてみたことはあるけど、数日どころか数時間すら使わなかった。これってさ、たとえば他人のプレイリストやチャネルをフォローして流れるままにしておくのって、要するに昭和の居酒屋で使ってた有線放送とまるっきり感覚が同じなんだよね。ストリーミングなんてのはコンテンツをどこからもってくるかというリソースの話でしかなくて、音楽の本質どころか音楽の楽しみ方についてすら何の関係もない話でしかない。確かにキュレーションしてる人をフォローするってことは、その人物の選曲をひとまず信頼するってことだから、ソーシャル時代において最適化された思考なんだろうけど、そんなもの哲学者にとってはカスなわけで、知ったことじゃないね。それに、たぶん多くの音楽ファンにとっても、そういう基準で音楽を聴くのってつまんないことだろうと思うよ。確かに、馴染みのジャズ・バーでマスターの選曲を楽しむ人はいるだろうけど、そこに入り浸りでしか音楽を聴かないのは音楽ファンじゃないと思う。

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