Scribble at 2024-03-29 15:34:55 Last modified: 2024-04-01 21:03:05
ということで、次は Bluefish を使ってみることにした。Windows バイナリは Windows(Defender)が不正なプログラムと見做してダウンロードを遮断してしまうので、いったん「これは大丈夫」とフォームで通知してから例外扱いとして保存しないといけない。終わると、展開すればすぐに使える。
UI は、正直なところ大してカスタマイズできることはない。フォントを替えたり、エディター・ペインの背景色や文字色を替えられるていどだ。ファイル・ツリーの方は何もカスタマイズできない。それから、フォントを選ぶときは、Unicode フォントでも日本語が出ない場合が多いという点に注意が必要だ。Lucida Sans Unicode や Arial Unicode では、日本語が化けてしまう。なので、日本語フォントを選ぶか、Meirio を選ぶかの選択肢しかない。
とまぁ、UI の貧弱さはいかんともしがたいけれど、いまのところテキスト・エディタとしての動作は問題ないようだ。それと、Visual Studio Code のように IME Status が動作しなくなるという不具合もない。
[追記:2024-03-29] と思ったが、やはり不具合(設定の変更では対策できない)がある。Bluefish からウェブ・ページのフォームなどにテキストをペーストすると、改行が二重になってしまう。CR + LF を一つの改行として扱えないらしい。これはちょっと他のプログラムと合わせて作業しているときには、かなり致命的な生産性の低下となる。もちろん、改行なんて無視してもいい場合もあるが、こういうことにイライラしないプログラマやコーダなんて、逆に職業人だろうとクリエイターだろうと何かがおかしいと思うね。
https://warrenpost.wordpress.com/2011/03/13/dos2unix-bluefish/
https://sourceforge.net/p/bluefish/mailman/message/37382481/
改行文字に関連する文書だが、そもそもこんな変化をディフォールトで対応しないテキスト・エディタが21世紀になって開発され続けている方がおかしい。それなら、いっそ Windows の改行を意に介してもいない Emacs などの方が潔いというものだ(そしてそれゆえに僕は Emacs なんて全く使う気がしない。でも、それは正しい unmatch だ)。