Scribble at 2024-04-23 11:48:01 Last modified: unmodified

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iOS のユーザ・ガイドには、iOS アプリケーションのプロセスを無理に停止・終了させる必要はないという説明が書かれている。もちろん、一般論として UNIX や GNU/Linux 系の OS で動くアプリケーションは、Windows のアプリケーションと比べてオーバーヘッドが少ない云々という話は昔から(それこそ30年くらい前から)あるからだ。しかし、だからといって使いもしないプログラムのプロセスが使用するマシン・パワーやメモリの消費を放置するのはどうかという気もする。何度も点けたり消したりすると耐久性が落ちる電球じゃあるまいし、プロセスを再起動するコストだけでスマートフォンやパソコンのリソースが無駄に消費されたり耐久性を損なうわけでもなし、僕はそういう一般論だけを理由にした習慣なんて大して強い説得力はないと思う。

実際、上のスクリーン・ショットは CloudBeats という音楽再生プレイヤーのプロセスを表示した画面だが(iPhone の画面を下からゆっくりスワイプすると現れる、あれ)、実は CloudBeats というアプリケーションは6時間ほど連続で使っていると、メモリ・リークしているのか、音楽を再生する動作が止まってしまう。なので、仕事中の BGM を鳴らすために何時間も使っているときは、1日に最低でも一度は CloudBeats のプロセスを終了させて、起動し直さなくてはならない。これはこれでアプリケーションのバグと言えばそれまでかもしれないが、それだけではなく、やはり起動しなおす方が精神的にも「すがすがしい」という自覚がある。そもそも昔から Windows でも不要なサービスが自動で開始しないように、MMC で片っ端から無効にしていたりするのも、僕の運用目的と関係のない無駄なプロセスが起動して、マシン・パワーやメモリを使用することじたいが忌々しいからだ。有線の LAN で通信ネットワークを維持しているデスクトップ・パソコンに無線ネットワーク通信のサービスが起動しているなんてのは、無意味という他にあるまい。

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