Scribble at 2018-03-06 12:09:54 Last modified: 2022-09-24 23:57:05

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Socrates(ソクラテス)

出版社さんが幾つか集まって、書籍の著者からのメッセージなどを掲載するサイトを立ち上げたらしい。「ソクラテス」という名前を付けた理由はいまいち分からないが、日本では、司教らによる密室会議を意味する宗教用語をサイト名に使っておきながら、公論に問うなどと言っているリベラルのメディアもあるくらいだから、日本人にとっての外来語というのは元の意味なんてどうでもいいのだろう。「音声」としての心地よさとか聴く側が勝手に「いい感じ」(語尾上げ)で思い込んでくれる観念連合が大切で、言葉としてもっている意味なんてどうでもいいのかもしれない。

些事はともかく、そのサイトでメニューを開くと奇怪な記事がたくさん出てくるので、適当にページを開いたら上記のような具合である。WordPress(コアか、プラグインか、テーマ)で運用しているサイトなのだが、もちろんプラットフォームである PHP やウェブサーバの脆弱性を狙われたのかもしれないので、即断は禁物だ。しかし、胡散臭い記事の大半が3月3日の公開日となっているため、サイトの運用担当者が不在の土曜日を狙ったのかもしれない。その点、ウェブサイトの運用というものは、こと情報セキュリティに関しては土日も祝日も午前も深夜も関係がない(いまどきの攻撃はツールで自動巡回しているから、攻撃する方からして時刻や休日など気にしていない)ので、土曜日だからといって放置していると月曜の朝までビジターを危険にさらすこととなり、更にはこうして記事にされてブランドが毀損する。

ただ、さきほど改めてアクセスすると不正投稿らしき記事は綺麗になくなっていたので、自分たちでサイトを見て状況を理解したのだろう。

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