Scribble at 2018-03-19 12:39:22 Last modified: 2022-09-25 18:24:54
映画の『風と共に去りぬ』を連れ合いと観た。僕はたぶん初めて観た筈だから、これまで南部のアメリカ人の気風や黒人奴隷制度あるいは南部の文学に少し関心をもっていたため、良い意味でも悪い意味でも、色々な点について興味深く鑑賞した。そして、自然ななりゆきとしてウィキペディアの関連する記事を眺めたり、幾つかの批評を読んだりした。上記のような文章は、いかにも人文系の鬱陶しい、そして実は文学センスのかけらもない散文で、結局は何が言いたいのやら意味不明な当てこすりや自虐的感傷に見える表現が散見されて、あまり読む気はしない。高校の現代文の教師なら赤点を付けるような支離滅裂の文章だが、これはこれで書いているご本人は洗練された文体だと思っているのだろう。